何時までも元気・元気

俺は菜園の周りの草刈りとその後の片付けに落ち葉の掃除と忙しいのである。今年は草が生えて・伸びて落ち葉が落ちて・落ちて猫の手も借りたい心境であるが、奥さんの手は借りれぬ、何故か？足を痛めたと言う、無理はさせられぬ、生きていて有り難うだ。何方さんもガタガタである年には勝てぬか？あれほど元気だった人が杖を付く、押し車を押すようになるとは信じられん。俺を元気だねと賞賛してくれるが、努力の賜なのだ。奥さんは年末の挨拶に行ってくると言う、一人暮らしだから時折顔を見に行っている。子供や孫が墓参りを兼ねて寄っていると｢バーベキューをするんだって」覗いてみるとたき火で焼き芋だったとさ~｢食べる？｣と言われたが断ったと~奥さんはサツマイモが好きでは無い、餅も好きでは無い。だから正月は飯食っていたと、雑煮はスープ代わりに食うのだとさ～鶏ガラでダシを取り鶏肉を入れる、奥さん用には豚肉である。具材としては小松菜であるが、なかなか小松菜が正月には間に合わぬ。心配する事は無い我が家の雑煮には大根と人参があれば良いのだ～里芋も入るらしいが、コテコテの雑煮が母親が嫌いでサッパリである、俺は慣らされてしまった。汁粉だけは大好きでたっぷりと作るのだ。明日は俺の誕生日だ、いい歳を迎えたいと思う。