聞いてみないとわからんものだ
稽古の翌日は疲れるから読書三昧である。だから菜園には行かぬ、今日は師範指導稽古日であるから無理は出来ぬ~だが収穫だけはせねばならぬ、デカく成りすぎて美味く無くなるからだ。彼岸の墓参りもまだ済ませてはいない「何時行く?」「来週で良いよ」「花は彼岸花で良いか?」「不思議なもので彼岸が過ぎたら枯れた」自然とは良く出来たものだ。菜園から帰り風呂で汗を流して飯を食い始めたら、誰だ?庭から声がする、窓を開けて庭を見たら、お隣さんから「俺泥棒じゃないから」「柿を干し柿にしようと思って」「まだ青いから早いでしよう」「大丈夫だよ、いるんだったら取ってやるよ」「1度干し柿作ったけど大変だから良い」と奧さん「隣の子一生懸命草むしりしたけどツルがね庭中に生えてね」「草刈りで刈って除草剤蒔けば良いんだよ」と「二階の屋根まで生えると大変だから」てっきり草刈りの業者だと思い込んでいたのだ、俺は違うと思っていた。我が家で持て余していた植木鉢、デカいのもある、殆どが盆栽用の鉢であるがもう使う事はないので如何したものかと貰ってくれる人がいたらと~メルカリで売るのも良いが~欲しい人がいるかもしれぬと声かけしたら、売ってくれるという「利益が出たら好きなようにどうぞ」と奧さんが言う、大急ぎでキレイキレイに洗い流し届けた。その植木鉢を取りに来た業者なのだ~「サボテンは?」聞くと、売れると言う、欲しい人に届けば良い~サボテンは奧さんの母親が大好きで集めたものだ、だいぶ整理してきたがまだまだある、買えば鉢でもサボテンでも結構値が張る。ゴミ集積場に出せばタダのゴミとして処分されてしまう。絶対踏み出さねばならない一歩、明日への扉を開ける。やっと荷が下りたと奧さん。
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