貰って嬉しい品

あれ～良いのがあるな？値札が無い～何でだ～ま～いいさ、後で聞いてみようか？俺の大好きな酒がある、此の酒は何処を探してもない、此の店だけだ。久米仙古酒４３度である、立身流居合道二段を取るまでは飲まずにいた～２５度で我慢していた。「三年古酒で価格が高くなりましたよ」と「値段なんか関係ないんすよ」とつかさず奥さんが言い放す。此の酒を買うのは俺だけの様だ～「漆器何でも好きな品を持って行って下さい」奥さんは乗り気ではない、我が家でも使わぬ食器や履かなかった靴などを父親が利用していた介護施設に寄付した経験がある、躊躇するのも無理はない。「家にあるものを捨てて此れと入れ替えて」と～其れならばと俺が欲しかった茶道具入れ？と漆器をゲット、白玉善哉や吸い物に最高だな～ テッキリプラスチックだと思い込んでいたが本物だった～ 一週間もしたら酒が切れた、酒を買に走る、走る。「此れをどうぞ、家にあるお盆は捨てて此れに」と 家にあるのは捨てられますか？奥さんが凝りに凝って全て本物である、味噌汁椀もな～お盆もお茶の先生が驚く品である、自分で探し回り気に入った品々である、御蔭で使わずにあるのだ、折角のがゴミになるぞ～だが他のがあるから間に合っているのだ。