ま～だだよ

人間も古くなると故障する、あちら此方が痛くもなるが、取り換えもきかぬ、下手にやれば副作用がある、だから我慢してしまう、ヤバい事かもしれぬが。だが道具は違う修理すればいい、買い替えれば用事が済むのだ。家も古くなればあちらこちらに不具合が出る。一階のトイレのドアノブが開かなくなった、ロックしてしまったのだ、奥さんがロック解除してくれたが、トイレ使用中にロックされて出られなくなっては途方に暮れてしまう、だから当座はガムテープで応急処置、食卓の蛍光灯も何年前かの？地震で蛍光灯が落下したままスタンドで我慢だ、新しい蛍光灯は買い揃えてあるのだが～未だにである。やはり立身流居合道の稽古に４０㌔の道のりの往復を週二回こなすのはキッイのかも？今度は街灯の電気が切れた、奥さんが取り替えようと試みたがネジが錆びて外れないから買い替えようと言うのだが、俺は何とか修理するつもりだ。寒くなってきた石油ファンヒーターを止めた、買ったばかりの２０リットル灯油缶２缶を知り合いにあげた。年だ今のうちにやめておこう、だから電気ストーブを買いにケーズデンキに～家にあるのは小さ過ぎて温かさが足りぬ、俺は電気暖炉が欲しい、買うと決めていた。奥さんは？違っていたが～「火が見えるのは嫌よ、怖いもん」「そうですよね～ストレスが堪りますよね」「此れは如何ですか？」「不細工だから嫌がる」「止めた～」「いいの買わなくて」と奥さんに言われてその気になったが、展示品しかなく注文だと言う～注文した「大丈夫ですか？凝り性なんですね」「言い出したら聞かないし、私も最近は自分で決められなくなったから」と奥さんが～～俺は敷毛布を使っているが奥さんは電気あんかである、其れも父親の愛用の品で５０年は使っていたであろうか？「５００円でホームセンターで販売していたんだけどね、何か？暖かく無くなったな～とは思うけど捨てられない」「バカだな買っておけば良かったのにな」売り切れだ～電気暖炉は何時来るのかな？楽しみだ、薪や煙突不要の光反射を利用した置き場所に困らない擬似炎で触っても熱くない危なくないのだ、キャンプファイヤー・たき火を想像する、何時までも眺めていたい、あこがれの暖炉のある部屋でくつろぎ癒される～待ち遠しい。「１８㌔もあるでしょう壊れた時階段降ろせる？重いわよ」と～「階段の下の物置に入れる場所確保しないと」～早過ぎるだろう～よ。