我家にはロスはない

疲れた～疲れた～佐倉道場で稽古の翌日は疲れ果てるが、土砂降りの後だ丁度いい、種まきをしたいと奥さんの希望だ～何を蒔くんだ？「オータムポエムとエンツァイ（空芯菜）」と～まだぬかっている耕運機が入らんよ～「だったら胡麻整理しちゃう」と～胡麻は手が掛かる、収穫時期が丁度雨の季節だ、取りパグれると全部種がこぼれ芽が出てしまう、取入れを間違えては台無しになる。其れからが又大変手間暇がかかる、干さねばならぬ、出したり入れたりと天気予報を逐一点検して菜園に走る。国産が皆無に近いのが分かる気がする、手が掛かり過ぎる割には収穫量が少ない。昨年と続き今年も不作だ、何故ならば？増やした畑がまだ力が付いていないからである。奥さんが「実が付いていないね、殻ばかり、来年は止めよね」と言いながら胡麻の枝をバタバタとはたいて実を出していたが～殻ばかりで実はあるのか？「面倒だから全部捨てたら｝と言ったのだが、諦めず少しでも胡麻を収穫したいと頑張っていた、一合も取れるか？後はふるいで殻を吹き飛ばすのであるが「俺がやるからさ」「良いわよ持ち帰ってからやるから」と～今日は疲れた早々に帰宅して風呂に入った、奥さんの姿が見えないな～と探したら庭の草むしり中だ「蜂に刺されるから止めろ、熱中症になるから止めろ死ぬぞ」と～次の日は余程疲れたのか？朝寝坊をしてしまった、食卓には俺が昨日切ったピンク色の出来損ないの小玉スイカが切り刻まれてチーズが乗って食卓に当然味噌の中にもスイカとトマトの出来損ないが～あ～コンソメスープだった。有難い俺が栽培した野菜を無駄なく調理してくれる。今日も昼から稽古に出る。