コロナでコロンされては俺が困る

真夜中～俺は酒をたらふく飲んで炬燵でねっころがっていた、だがである、菜園を頑張り過ぎたのかな？足がイテテテて～で目が覚めた、その時だ～プワ～ン・プワ～ンとけたたましい音がした、此れは大変だ風呂で呼んでいる、倒れたのか？俺は慌てて足をピョコタン・ピョコタンしながら風呂に入っている奥さんに呼びかけた「如何した？」返事がない～こりゃ参った、倒れたか？「間違えちゃたのよ」「消すのと呼び出しのスイッチと」俺はたまげた、奥さんに死なれたら～如何しよう～自分の事ばかり考えていた、自分の事しか考えていなかった、今までこんなに汚くしていた事はなかったのに、目が悪くなったか？見えないのか？其れともボケたか？先々を考えて誰か？探しておかねばな？と～奥さんが風呂から出て来た「大丈夫か？」「人を殺さないの、私の代わりなんかいないわよ、若い人が来る訳ないでしよう、嫌だね」「多少の事は目をつぶるの、疲れるから、料理に手を掛けているからね」良質な睡眠と・バランスの取れた食事に健康維持の為の散歩だが～奥さんは家に閉じこもりがちであるが、動いてないわけでもない、観察しているとチットもジッとはしていない、だから体重が増えるわ訳もない。だが気管支が弱いので人と接触して新型コロナでコロンは嫌だからと～其れに人にも悪いから余程のことが無い限り出掛けずに頑張ると～其れは其れで良い、奥さんが何時までも元気でいてくれれば俺は楽が出来る。奥さん孝行に大好きなアイスクリームとビール半ダースを買った、二人で一杯飲むのだ。