親とは煩わしくもあり有難くもある
米・味噌・醤油さえあれば~と久々の言葉を聞いたと、母親から子供の頃常日頃聞かされていたそうな~戦争体験、モノの無い時代を生き抜いてきた、経験から生まれた言葉だ。奥さんは真摯に受け止め?自然に母親と同じ行動をとっている。必ず予備を供え持つ、慌てふためかなくても良いようにだ。親の教えとは有難いものだ~だがそんな事を思うようになったのは台風15号・19号災害被害に遭ったからである、そして再び新型コロナウイルスで日用品の品薄、猫も杓子も買いに走る。日用品にしてもいざという時の為に買い溜めはしている、父親とは俺が60歳まで共に暮らしてきた、此の歳になって初めて親の有難味が身に染みる。しかし気付いた時には親はいない、親と長く暮らしてきた事に改めて有難さを感じるのだ。思い起こせば自分の親ではない、奥さんの親であるが~親は親である、感謝している。親がなくとも子は育つと言うが~親とは煩いだけの煩わしいだけの存在ではあるが、失って初めて気づく、気づいた時はすでに遅しだ。も~俺達も晩年だ、晩年になって気づく、其れも災害に突き付けられ、気づかされる。何とも人とは自分勝手なモノよ~。
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