あやかりたい・あやかりたい

来年は俺の年だ～ワンコから猪に干支が変わる。玄関に早々と奥さんが飾り付けた～俺最近首こりだ、だから牽引に行っているんだが～おいおい、俺の首チョン・チョンしていないか？え～だってさ～言う事聞かないから～首をチョンと指で押したの～あれ～伝染した～ヤッパリね～悪い事した時はチョンチョン、でもね、張子の猪だからあまりチョン・チョンすると首が折れてしまうかも？と俺の身代わりに張子の猪にやたら俺の悪口を言ってる、ちび丸子の代わりか？仕方がないか？手前にあるのは宇宙芋だ、奥さんは亀に似ていると言って飾っているのだ、俺はサッサと食った方がいいと思うのだがな～床の間に鎮座していた黒田節人形を玄関に飾り付けた。俺としては我家の守護神として大切にしている大事な人形である。酒は呑め呑め　呑むならば　日本一（ひのもといち）のこの槍を呑み取るほどに呑むならば　これぞ真の黒田節の歌詞で有名な俺が大好きな人形である、俺が酒飲みだからではない、俺は３週間？になるかな酒断ちしている、何故か？小遣いを貯めているのだ。功も能も備えた母里太兵衛は主人黒田長政よりも名を残し、黒田武士のモデルとなり黒田武士として功成りとげた時のお祝いに贈る博多人形の代名詞になった。あやかりたい・あやかりたい。新し鍛錬を積むのはこれからだ～やるぞ～～。