思い起こせば

個人情報保護法？だからか？俺が白内障で入院した病室は４人部屋だった。２泊３日の短い入院生活だったせいもあるが～お隣さんの名前すら分からん、覚えない～そんなものか？だから面会の家族は病室が分からんくなりウロウロ探し回る破目となる。方向音痴の奥さんは～メモ書きし部屋ナンバー？（ライオン）と～ドアーには個人名ではなくライオンの図柄が表示されている、チョンと押すと入室者の名前が掲示されてはいるのだが、直ぐにライオンになる。名前覚えるはずもないな～覚える必要もないが、だが暇だから会話もする、退院の日名刺を貰った、電話してみようかな？同じ動物愛好者だから理解しあえるはず。夫婦関係は千差万別、病室のカーテンの隙間から垣間見る、大事な事はいら立ちや喜びを見せられる相手、言わなくても雰囲気で察してあげられる間柄が望ましい。慣れない場所にいると気がつかないうちに緊張し疲れが溜まる、環境になじむスピードは人によりけりで違いがある。感覚の違いはそれぞれである、個人の特徴ばかりでなく、そんな場所にどのくらい慣れているかで違ってくる。飯が少ない、多過ぎる？おかずが少ない？俺はモクモクと食べ、美味かったと思った。美味い不味い言ってられん、奥さんの理解を得て始めた立身流居合道、稽古の再開を日々願っていたからだ。長生きの秘訣は？毎日の食事管理とあらゆる事に対する挑戦と批判の精神とある。沢山の出会いがあり別れもある、人生を豊かにしてくれる糧と考えよう。過去は振り返らず、常に前へ前へと進行形で行こう。