ほんまもんで行くんだ

昨今造花が増えた。100均でもホームセンターでも造花が増えた。綺麗な花だな～とヨクヨク確かめると造花だ～造花？虚しさを感じる。何時までも枯れない花、便利ではあるが虚しいのである。ほんまもんをの好意がどんどん薄れて忘れ去られていく。住職の読経も手抜きのテープまで、人其々考え方次第。頻繁に供える事が出来ないと気にかけている事で仏には相通ずる。出来る時に生花を供えればいい。花は命の象徴、心の問題、仏に心配を掛けないのが一番の供養。花が咲き誇り又枯れ朽ち果てる、その姿を見ながら時の移ろいを感じる。東電の原発事故の影響を受けて生花の値が高騰している。庭の花でいい～奥さんの母親は庭の花が大好きだった、無理する事はない。花は吹雪や日照りに耐えて咲き誇る、心を和やかにしてくれる。造花は偽物、死んでいる物、そんなものを飾るくらいならないほうが良い。花は供養の為飾りではない、線香は燃え尽きるまで香りを放つ、仏飯は腹が膨れると心が落ち着く、水は全てのものを潤し、自らは汚れても他を清める。要は先祖供養を大切と感じるか感じないかである。我が家の仏壇には俺の両親と奥さんの両親に加えてお目に掛かった事も無いご先祖さんに戦没者まで～大勢さんである。