菊の御紋のどら焼きの行くヘ～

あ～まい菓子には飢えてる～糖尿病になったら如何するの～と料理には砂糖は無し～家には菓子は無しで、我慢・我慢を強いられる。叙勲祝賀会の記念品は？刀油・に残月どら焼きか、初めて見る形である。叙勲や褒章の記念に用いられるどら焼きだそうな～菊の御紋付だ～食うには惜しい気もするが～食ってしまおう～3個？か？「ちび丸子にもあげてね」「怒られるぞ」「家族だもん」「其れもそうかな」足元でスヤスヤ眠りこけていたちび丸子が首をもたげた～ヤバいぞ～食われるぞ～本気の目をしてる。騒ぎはしないが、じっと見つめる目は厳しさを増す、「ほらやるからさ～待ってろ」「あんこはダメだろ～皮だけな」「ほら～」「まだ食うのか？」「俺あんこだけか？」俺のどら焼きが無くなった事を見てとると奥さんに近づき喉を鳴らす。「あげるから慌てないの」と言いながら奥さんからもあらかた頂戴し食べて～移動した。ま～いいさ～いいさ。楽しかったからいいさ。