血液サラサラも形無しだ

町内を散歩する、ちび丸子の散歩である。何処の家の駐車場のカーポートにも玉葱が吊り下げられている、別段家庭菜園をしている訳でもなく～である。血液サラサラになるからと菜園仲間は玉葱を夢中なって栽培する。晩生の種は下手をすると500粒は入っている、案外安く栽培が出来る。9月に種を蒔き翌年の5月には収穫で来るのだが～病気が蔓延すれば一晩で全滅する。芯から腐るのだが、其れを知らず吊るす。暫くするとポタポタと下に落ちる、立ち腐れしていたのだ。奥さんが作る苗は病気に強い、だから種の値が高く、芽が出ない事もたびたびである、種代には3千円は使う。だが遊びと思えば安いものだ。何故？折角の玉葱が吊るされたまま減る気配がない、食わないのか？勿体ない、芽が出るぞ～食べ方を知らないのか？奥さんが暫く会っていなかった知り合いに遭遇し「玉葱ある？」と聞いたら「玉葱とじゃが芋は段ボール一杯あるの、菜園をやっている人達が届けてくれるから」と～自分で食べないのかな～持て余してる様子だ、おひとり様では料理は面倒だよな～惣菜買った方がいい、60歳過ぎたら料理はしない、油物はヤバいからしないとさ。可哀そうな野菜たちだ、我が家では自家用しか栽培しない。