此方を立てればあちらが立たず

秋、落葉樹の葉が飛び散る、葉を落とした木々、銀杏の葉っぱが黄色く色づき、道は銀杏の葉で埋め尽くす、踏むとサクサクと葉音がする。銀杏は東京の木だそうだ、そうなのか～見て楽しむのはいいが～溜まり溜まった葉っぱの掃除は嫌だよな～我が家の葉っぱでなければ尚更だ、昨今は高齢化が進み、誰もが庭の木々を伐採しているが～御近所さんには云えんから～御近所さんの葉っぱの掃除をする、腰が痛くて堪らん・堪らんとの声がもれ聞こえてくる。人も高齢化だが街路樹も高齢化だ。高度成長期には早く成長する樹木が良かったのだろうが～此れからは小型で成長の遅い木に植え替え？大きくなり過ぎた街路樹は安全面からもヤバいのだ。銀杏並木や桜並木？伐採には市民の反対も多い～街のシンボル？観光名所？何に視点を合わせるか？暮らしの安全では無いだろうか？