生きる力を貰う

「落花生はいらんよ～」と姉さんから言われた、何故？あんなに大好きだった落花生をと不思議に思った「食べたいが、肩がこるから無理なの」との回答だった、自然薯を送ったのである。毎年家族が楽しみに待っているのである、彩に茄子とハヤト瓜に四角豆そしてヤム芋に柿を入れたのだ。地震災害で苦労している姉さん、何とか？力になってやりたい、現在自宅で一人暮らしだ。避難所暮らしは嫌だと頑なである、何故ならば？トイレの心配なのだ。年寄りはトイレが近い、皆に遠慮して回数多く行くのは嫌のだろう～ましてや、汚れたトイレとなると尚更だ、姉妹は似るものだ。戦争中は子供だった、強い～兎に角強い、戦争体験者は強い、地震災害など此れしきの事と踏ん張っているのだ。「里芋はいる？」「送ってくれ～野菜は助かる」買に行けないから喜ぶ。又自然薯送ろう、米を貰ったからずんだ餅を届けたが～食った事を何時までも覚えていてくれるのは嬉しいのだが「来年も頼むな～」元気な婆さんだ、90歳は過ぎているのにな～親が長生きの人は子も長生きだ、あやかりたい・あやかりたい。