先の事は考えるまい

死より大きな傷は無い。一番恐ろしく、考えたくもないのが死である。死は何れは音連れる、避けては取れん道である、分かってはいながら分かりたくはない。車の査定をネットで出したせいなのか？やたらに電話のベルがなる、知らない電話、登録している電話のベルは音が違う。出ない事しよう～携帯電話は尚出ない、警察からも～オレ・オレ詐欺の疑いありとも？注意勃起を促す電話が時折かかる、被害者がそれだけ多いと言う事だろうか？出るより出ない方が気になる。誰だろうか？1日に10回もだ～ひょっとして？姉さんの身に何事かが起ったのではないかと？奥さんは気にヤム、熊本地震に阿蘇山大噴火と弱り目に祟り目の姉さん。もしかして？と電話したが連絡が取れない、不安は募るばかりで、娘の住む家に電話するも（ただ今使われていません）ますますあらぬことを考える、アッと言う間に数週間が立ち、心配は募るばかりだ。留守録を入れた、夜電話が来た。姉さんは元気だった～あ～助かった、姉さんの大好きな自然薯が送れる、何時まで食べて貰えるか分からんが～友が亡くなり、今日は告別式だった。気丈な奥さんが泣きくずれていた、我が家の奥さんが背中をさする姿に心打たれ、俺より先には死ぬなと心より願った。