そら豆と新茶

酒飲みはそら豆が大好き、だから菜園仲間はそら豆を栽培する。金太おじさんはそら豆があまり好きではない、珍しがられるのであるが～皮を剥くのが面倒くさい、皮を剥いてくれたら食べる。そら豆が届いた、毎年新茶の時期には届けてくれる、流石～違うのだ。皮など剥かずに食べられる、だから好きだ。軟らかい～スーパーの店頭の品物より素晴らしい、買った事が無かったがやたら高い、あのデカい鞘を剥いたら幾らも無いだろうな～と思いながら眺めた。金太おじさんは豆の花が好きだ、だから栽培してるのだが、そら豆だけはアブラムシが付くので止めたのだ。其れと奥さんが豆が好きではない、だから炊き込みご飯にして食べるんだ。そら豆も炊き込みご飯かな？新茶も届いた、毎年の事ながら嬉しいな～人との付き合いは行ったり来たり、途絶えると関係も途絶える恐れがある。