変えられるものなら変えていこう

宿命は変えられないが運命は変えられる。宿命は宿る命、自分に宿る命。宿命は基本であり原点でもある、変えようもない、丸ごと受け入れる。否定しても無意味だ。運命は？運ぶ命、自分で運ぶ事が出来る命、生まれた後に変える事が出来る、運命を変える事は何時でも出来る。今来た道、通った道、誰が選んだ訳でもない、自分が決めた道、誰を恨む必要もない。招いた禍は自分が招いた種、多難は強運なり。難か運かは後になってみないと分からん。人生最後まで分からん。人は自分の決めた道を歩く、「俺は孫が高校を卒業するまで死ねない」と言っていたお爺さんは言葉通りになった。子供三人を苦労して育てあげた一番上の姉さんは「一月は子供達に迷惑をかけて死にたい」と常々漏らしていたが、言葉が現実となった。しかし、例外もある？父親は戦中戦後と苦労を重ねて口癖が「60歳までは生きられないだろう」だったが、持ち前の頑健が幸いしたのか？91歳まで長生きした。父親は言葉とは裏腹に、全ての事に積極的に挑戦し前向きだった、見習うべきことは多々ある。