タダに飛びつく

筍の季節だ。この時期は散歩の人が増える、竹藪の界隈には人がうごめく、道端には筍の皮が放置される。何故？人の物を取る？今年も筍栽培農家では猪の被害に泣かされている、猪も嫌な奴だが人間はもっと嫌な奴だと、持ち主の前で堂々と盗みを働く、注意すると反対にどやされたと～恐ろしかったとぼやいていた。昼飯に帰る時間帯を見計らって入り込むのだと、金太おじさんも経験がある。夜かと考えがちだが～早朝か？真昼間が犯行時間なのである。盗んだ筍を食って美味いのかな？根こそぎ盗んでぜ～んぶ食うのか？近所に配るのか？喜ばれんぞ、筍は下処理が面倒だ。ゴミ捨て場に捨てられるだけだ～一度レッテルを貼られたらもう終わりだ。一度失われた信用は二度と取り返す事は出来ない。思い通りになったとしても長くは続かない。